鍵のトラブルサービス

キーも複製を防止するために、大きさの異なる円穴・長円穴の組み合わせと、深度に変化を持たせた複雑なディンプルホールを採用。使いやすさを考えキーの差し込む方向を問わないリバーシブル仕様で、手や衣服を傷つけることがなく、スムーズな抜き差し感を実現しました。また、キーヘッドの3つ穴デザインは、キーホルダーに複数のキーを付けた時に自然にズレをつくり、目的のキーを見つけやすくなっています。

アンチピッキングピンを含む20本の高精度ピンを、水平・垂直の3方向に配列。さらに深度にも変化を持たせることで約2,935億通りの鍵違い数を達成し、不正な鍵の複製を防止します。

3方向に採用したアンチピッキングピンが、ピンアクションの微小な誤差にも瞬時に反応します。また、ランダムに配置することで、不正解錠へのより高い防犯性を実現します。

耐破壊強度を高めた特殊焼入鋼を採用したドリリング防止ピンを搭載。ドリルなどを使った破壊行為に対する防犯性を高めました。

シリンダー本体は、破壊への対抗を考慮した真鍮無垢のソリッド仕様となっています。 ピンホール加工では、WESTならではの高精密切削技術を駆使し、1/100mmという高水準の工作精度を実現。 高い耐破壊強度とスムーズなメカニカル動作性を誇っています。

ピンシリンダー機構では、ピンの耐久性が極めて重要な意味を持ちます。二酸化モリブデンコーティング処理をしたピンの採用によって、耐久性と快適なピンアクションを実現しています。

キーウェイ(鍵穴)は、使いやすいタテ型を採用しています。

キー挿入部をすり鉢状にすることで、キー差し込みを容易にするガイド穴を採用。手元が暗く、差し込み口が見えない状況での操作や、高齢者の方の操作にも十分に配慮した設計となっています。

キーの回転を感知し、正しい位置に戻すクリックボールを採用。キーを抜き差しする角度に煩わされることなく、スムーズに操作できます。

タンブラーは9列9枚で4段変化のものを使用していますのでカギ違いの数は、150,994,944通りにもなり、各種キープランに対応可能です。ますます複雑、大規模になって行く、建物のキープランも、余裕をもって対応できます。

タンブラーはリン青銅製ですので、耐摩耗性に優れ、シリンダー寿命がさらに向上しました。

安全性に優れたロータリータンブラーに加え、タンブラーが9枚、キーの切り込み深さが4段変化となり、耐ピッキング性能は、一段と向上しています。